消化器がん患者さんの疼痛治療に関する研究へのご協力のお願い
消化器がん患者さんのがん疼痛治療に関する研究へのご協力のお願い
**大阪消化管がん化学療法研究会(OGSG)**および当院では、消化器がんの患者さんを対象とした新しい鎮痛療法の有効性を確認する研究を実施しています。
この研究は、化学療法(抗がん剤治療)を開始する前の段階から適切に痛みを治療することで、患者さんの生活の質(QOL)を向上させ、治療を円滑に継続できることを目指しています。
【研究課題】
消化器がん患者を対象としたがん疼痛に対するジクロフェナク Na 経皮吸収型製剤の有効性を検討する多施設共同第 II 相試験(OGSG2502:TROPICAL 試験)
【研究機関名及び研究責任者】
- 主任研究機関: 大阪消化管がん化学療法研究会(OGSG)
- 統括管理者: 大阪医科薬科大学病院 化学療法センター 山口 敏史
- 当院の研究責任者:(腫瘍内科・川平 正博)
【研究期間】
2026年4月1日 〜 2028年12月31日 (個々の患者さんの参加期間は初回投与から12週間です)
【対象となる方】
以下の基準をすべて満たす方
- 食道、胃、大腸、膵、胆道のいずれかの消化器がんと診断された方
- 化学療法を開始する前で、がんによる**痛み(がん疼痛)**がある方
- 20歳以上の方
- 直近1週間以内に定期的な鎮痛薬(貼り薬や飲み薬)を使用していない方
【研究目的・意義】
消化器がんの患者さんは、吐き気や飲み込みにくさなどの症状により、従来の飲み薬による痛み止めが難しい場合があります。本研究では、2021年から使用可能となった**全身作用型の貼り薬「ジクロフェナク Na 経皮吸収型製剤(ジクトルテープ)」**を早期に導入することで、安定した鎮痛効果が得られるか、また副作用のリスクを低減できるかを検証します。
【研究の方法】
本研究は、複数の医療機関が共同で行う第 II 相試験です。
- 投与内容: ジクトルテープを1回2枚、1日1回貼り替えて使用します。
- 検査・調査: 治療開始から2週、8週、12週目に、痛みの程度(VAS/BPI)やQOLに関するアンケート、血液検査、画像評価などを行い、効果と安全性を確認します。
【起こり得る副作用】
重大な副作用として重篤な過敏症(ショックなど)のほか、皮膚のかゆみや赤み、胃腸障害、肝機能数値の上昇などが報告されています。異常が認められた場合は、担当医が適切に処置を行います。
【個人情報の保護】
提供された情報は匿名化され、個人を特定できる情報が外部に漏れることはありません。研究成果は学会や論文で公表されますが、プライバシーは厳重に守られます。
【参加の自由と同意の撤回】
この研究への参加は患者さんの自由な意思に基づきます。同意した後であっても、いつでも不利益を受けることなく参加を辞退(同意を撤回)することができます。
【お問い合わせ先】
本研究に関する質問や、データを使用してほしくない等のご希望がある場合は、以下の窓口までご連絡ください。
- 当院の相談窓口:(川平 正博 TEL:099-268-3512)
- 研究事務局: 大阪医科薬科大学病院 化学療法センター 由上 博希 TEL:072-683-1221(代表)
この内容は、ソースに記載された同意説明文書を基に、指定された書式に合わせて要約したものです。詳細な計画や方法については、担当医師から提供される説明文書をご確認ください。